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家族が亡くなった時の忌引き休暇は何日?


不況の時代が長く、仕事を休むということもなんだか不安ですが、ご家族がお亡くなりになったという場合には、やはりお休みがどうしても必要になります。
若い世代の方々は、ご家族が亡くなった場合にはやはり常識としてお休みして、故人を偲ぶ葬儀などにしっかり参加する必要があるということを理解されていない方も多いです。

また、会社に慶弔休暇というシステムがあるということを知らない方も多いようです。
ご高齢者などは親族に不幸があった場合、こうした慶弔休暇があるということを理解していると思いますが、若い世代は葬儀に参列するという機会が少ない、またご家族が亡くなるということ、親族が亡くなるという経験も少ないため、あまりこうしたことに詳しくないのですよね。

企業での一般的な慶弔休暇、忌引き休暇はなぜ必要になるのか、というと、葬儀のこと、家の整理、手続きなどが必要になるからです。
通常、原則として連続して休暇をとりますが、場合によっては1日ごと分割でも休暇を取ることができます。

親族でも血族の場合、配偶者が亡くなった場合には、10日以内。
父母は7日以内、子供は5日以内、祖父母は3日以内、兄弟姉妹は3日以内、孫、おじおば、おいめいの場合には1日です。

姻族の場合には、配偶者で10日以内、父母で3日以内、その他は1日です。
姻族でも整形をともにしているという場合には、血族とします。

葬儀が遠隔地で行われるという場合いは、実際に要した往復日数を休暇に加算することができます。
こうした忌引き休暇を見ると、より自分に近い人がお亡くなりになったほど、休暇が長いということがわかります。
手続きや家事などを配慮するのと同時に、精神的なショックを考慮して・・という点も当然あるのだと思います。

祖父母であっても、同じ家に住み小さい頃からお世話になってきたという関係であれば、やはり姻族であっても7日くらいは休み、故人を偲びたいと思うのも当然何じゃないか?と思います。

配偶者の死はさらにショックなものでしょう。
この場合、これ以上の休暇をとってしまうという方も少なくないようですが、これからの自分を大切にしていくためにも10日前後で出社するというくらいが望ましいのかな?と思います。