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葬儀で頂いた香典返しはいつする?


一社会人として、冠婚葬祭に関する常識をはずすことなく知っておきたいものです。
故人のためにも葬儀の際の香典返しなど、通常行うべきお礼などもしっかり行っておきたいものですが、香典返しについてもしっかり理解を深めておきましょう。

故人のための法要に来ていただき祈りをささげていただいた方に、返礼を尽くすのが香典返しです。
通夜、葬儀などに忙しい時間を割き、最後のお別れに来ていただいた方々への返礼ですから、故人のためにもしっかりと行っておきたいものです。

返礼をきちんと行うためにも、亡くなってからの日数をしっかり考えておく必要があります。
亡くなった日を含めて数えて法要の日が決まります。
通常、葬儀の後に初七日まで行ってしまうのが現代ですが、土地によっても違いがあります。
また、四十九日まで一気に葬儀後に終わらせてしまうということもあります。

本来、香典返しというのは「忌があけてから」行うものです。
忌があけるのは四十九日、故人の霊が自宅を離れる日が忌の明ける日です。
これまでは喪主が直接持参して故人の葬儀へのお礼を兼ねて香典返しに行くものでしたが、最近は忌があけた後に香典返しを郵送するというのが通例となっています。

初七日や四十九日の法要を葬儀後に即行ってしまうという場合も少なくないので、その場に来てくださった方にそこで直接持ち帰ってもらうということも多くなっています。
葬儀後、四十九日にまた集まってもらうには遠方の方が多いなどの場合、仕事などのことも配慮し、葬儀の後に法要まで行ってしまうことが多くなっていますので、香典返しも面倒がないようにそこで直接・・ということが多くなっているのです。

ただこうした香典返しなどについて、また法要に関しては、地域性がとてもあるものです。
ご近所の方に聞いてみる、地元の葬儀社に聞いてみるなどして、地域での香典返しについて確認しておくと失敗がありません。
法要は故人に恥をかかせないためにも必要なものですから、漏れがないようにしっかり行いましょう。