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遠方から駆けつける親族の宿泊場所は?


通夜や葬儀は何があっても義理を欠かすな、ということがよく言われますが、遠方でも海外や身体的に無理という状態でなければ、最後のお別れとなりますのできちんと弔問したいと思いますよね。
故人と縁が深かった親族ならばなおのこと。
遺族にとっても遠くからわざわざ訪れてくれる親族に感謝の気持ちもありますし、嬉しいことなのですが・・・
困ってしまうのが宿泊先です。
自宅が広いのなら宿泊してもらってもいいと思いますが、葬儀でばたばたしていますから、面倒は見られません。
自宅が狭い、宿泊するスペースがないという方も多いようです。
その場合、葬儀会場によっては宿泊施設が用意されている場合もあるので、葬儀社の方に相談してみましょう。

葬儀会場では、お線香の番を行う親族や宿泊される施設が準備されています。
通常、お風呂、お布団などが用意され、場合によって出前なども可能です。
お茶などを沸かすためにキッチンなどが用意されていることもあるので、こうした宿泊施設があると便利です。

葬儀会場やセレモニーホールなどに宿泊施設などがないという場合には、近くにあるビジネスホテルなどに宿泊してもらうことになりますが、その費用はどうするのか?ということが気になりますね。

例えばこういった考え方ができます。
以前、その遠方から来る親族の葬儀に行った際、お車代や宿泊代などを負担してもらったという場合、同じように負担する、その親族の葬儀に宿泊が必要な形で行ったことがないという場合には、現在のご親族の経済状態なども考える必要があります。
今回、葬儀で初めてホテルなどに宿泊してもらう費用を、ご遺族が負担するということになると、同じようにその親族の葬儀の際には、親族側が負担するということを考える必要があります。

この先のことも考えて・・・ということが必要になるのです。
でも、ご遺族の気持ちを慮ると、宿泊先の手配や負担などで遺族の手を患わせるというのは避けたいという考えもあります。

悲しみの中の葬儀ですから、いろいろとごたついていて当然です。
できる限り、遺族へ負担をかけないようにという配慮を持つ方もいますので、葬儀が終わり一段落してからお礼をこめてご親族へ連絡を取ってみてはどうでしょう。