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葬儀中の留守番は必要?


いざ葬儀となるとわからないことばかりで、葬儀の進行を行う葬儀社の方や近所で葬儀になれている方々などに相談しながら・・ということが多くなると思います。
葬儀はそう多くあっては困ることなので、わからないということも仕方がありませんが、弔問に来ていただいた方に失礼のないようにしなければなりませんね。

葬儀、告別式が終わると親族は葬儀場から故人とともに火葬場へ向かいます。
荼毘に付されるわけですが、この後、ご自宅にご遺骨が戻ってこられますし、葬儀場のほうでの片付けや後から送れて弔問に訪れる方々の受付などもしばらくは行いますので、葬儀場とご自宅に留守番が必要になるでしょう。

ご自宅ではご遺骨が帰ってくる準備をしなければならないので、喪家のことに詳しい方が留守番をするといいと思います。
遺影とご遺骨が戻ってきますので、その家の宗派などがあればその宗派に沿った準備を行います。
また、地域によってもご遺骨を迎える準備の方法などがあると思いますので、留守番をされる方は地域のことに精通しているとなおいいと思います。

ご自宅の留守番ですが、私たち田舎のほうでは隣組と親族が協力して行うということが多いです。
田舎のほうは特に、隣組との結びつきが強いので葬儀についても隣組のお世話になることが多々あります。

精進落としのための食事をご自宅で振舞われるのであればその準備も必要ですし、火葬場から戻られた方々の身の清めに小皿に塩を盛り、バケツなどに水を入れてひしゃくを置き、タオルなどを準備します。
略式で行うのなら、会葬者同士がお互いに塩を体に吹きかけることで身を清めます。

最近は精進落としの食事も料理屋を利用するところが多くなっていますので、ご自宅で準備されるということも少ないかもしれません。
料理屋に依頼する場合には人数の確認をしっかり行って、足りないということがないようにしましょう。
ご自宅で行う場合には、留守番をされる方に大体の人数を伝えて準備してもらっておきましょう。
また、葬儀場を出るときに留守番をされる方にちょっと電話でもかけてあげると気が利いていますよね。