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葬儀会場と火葬場の予約はどうする?


近しい人がお亡くなりになるということは悲しみも深いものですが、通夜、葬儀など故人との最後のお別れの儀式の準備を急ぎ、取り決めなくてはなりません。
病気で長く入院し予後が悪く余命を告げられている、また年齢が年齢だけに亡くなられたときのことを考えておくべきだな・・など、準備ができる場合にはまだいいのです。

人の死というのは場合によって突然訪れることもあり、その精神的なショックは計り知れません。
しかしお亡くなりになったのですから、通夜と葬儀をしっかり行ってあげなくてはなりません。
急な場合には葬儀会社をどこにするかなどもまったく決まっていないでしょうから、余計にあたふたしてしまうことも多いでしょう。

いずれにしても葬儀社をどこにするかを決定し、葬儀会場を押さえなくてはなりません。
菩提寺などがあれば相談し、葬儀の日程を決定したら葬儀社を決定し連絡、葬儀会場を押さえるということが必要になります。

ただここで確認しておきたいのが、火葬場のことです。
葬儀は友引に行わないという暦上のいわれがあるため、友引に火葬場がお休みという地域も少なくありません。
また、通常、火葬場は元旦から三が日が休業となりますので、年末押し迫った頃にお亡くなりになったという場合、日取りに関係なく年内に行える葬儀であれば急ぎ行ってしまうことも少なくありません。

暦を確認し、火葬場が動いていることがわかれば葬儀の日程を組み、火葬場へ連絡し予約をします。
医師から死亡診断書をもらい、市区町村役場で死亡届の提出を行い、火葬埋葬許可申請をし、火葬埋葬許可証を受け取ります。

火葬は死後24時間経過しないとできません。
通夜、葬儀と進むのが通常ですから24時間は経過しますが、火葬埋葬許可証がなければ予約もできませんので、死亡届の提出は早く行うべきですね。

こうした流れについては葬儀社が決まればしっかりサポートしてくれますし、死亡届の一連の手続きは葬儀社が行ってくれることが多いので、葬儀、火葬場への予約に関しても相談しつつ行いましょう。