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参列者への食事はどうする?


お通夜の席で故人を偲びながら食事しお酒を飲む、これも故人を送り出すための大切な儀式です。
「通夜振る舞い」といいますね。
少ないと参列者の方々に失礼ですし、多くても食べ物ですから困ります。
そう、こうした通夜の際の食事の注文って難しいのです。

事前にどのくらいの人数の方が弔問してくれるのか、確認をします。
葬儀を行う際に、連絡した親族、友人、その他知り合いなど近しい人の数は把握できます。
親族、身内以外の弔問客はどのくらいになるのか、さらには親族と身内の数を把握しておきます。

通夜振る舞いで親族や身内以外の弔問してくれた方々には、帰り際にちょっとお食事ができるようにと準備するものです。
親族や身内以外の一般の方々への通夜振る舞いは、大勢でつまめるようなものを準備します。
オードブル的なものだったり、さっとつまめるお寿司を大桶に準備するなどしていますね。

また、地域によってはこうした一般の方への振る舞いを準備しないという場合もあります。
最近は葬儀もあまり大きくしないという方が多く、一般の弔問客への振る舞いをしないというお通夜もかなり多くなっています。
また振る舞いを用意していても、お焼香だけ行ってすっと帰るという方も多いですよね。

親族やお身内に用意する食事は、人数分をしっかり注文しておく必要があります。
この場合の通夜振る舞いは席にしっかり着いてもらい、十分に落ち着いて食事をしてもらう量を用意しておかなければなりません。
一般の方への振る舞いと同じものでもいいと思いますが、席数、十分に食べる分量はしっかり準備しなければなりません。

これも地域によるものですが、隣組の方々がお通夜とお葬儀の手伝いをしてくれることもあります。
私が暮らす地域などはそうですが、お通夜の親族の振る舞いと一緒に振る舞いを行ってもらいます。
このように、振る舞いなどに関しては地域性もかなり加わってくると思いますので、ご近所の方や親族の方などに確認しておくといいでしょう。